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田舎暮らしの本 3月号

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田舎暮らしの本 3月号

2月3日(月)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【換気扇も魚焼きグリルも】家にある○○でできる!簡単キッチンお掃除術

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魚焼きグリルは「重曹」と「水溶き片栗粉」で

|頑固な油汚れは「重曹」で解決!

魚焼きグリルも重曹水が効果抜群。すぐにお手入れができずこべりついてしまったときは、しっかりと浸けおきしましょう。

【魚焼きグリルのお掃除】
<必要なもの>
重曹(大さじ3程度)・お湯(浸かる量)

<手順>
①.魚焼きグリルから網や受け皿を取りだす
②.①が浸けられるほどのお湯を用意し、重曹を入れる
③.②に①で取り外した網や受け皿を入れ、お湯が冷めるまで浸けおきする
④.浮いた汚れを取り除き、中性洗剤で洗う
⑤.しっかりと乾かし、元通りに取り付ける

 しつこい汚れが溜まりがちな場所といえば、「魚焼きグリル」ではないでしょうか? 使った直後に洗えばすぐに取れるとわかっていても、毎回全部を取りだして洗うのは面倒くさいのも事実。気づけば蓄積してしまった頑固な汚れを取り除くしかない状態にあるという人も多いはずです。

 すでに溜まってしまった汚れには、やはり「重曹」が効果的。魚から出た油がこべりついた網や受け皿も、重曹とお湯に浸けおきすることで、油やこげつきを浮かせ、簡単に落とすことができるといわれています。

 あとは浮き上がった汚れを落とし、いつも通りに台所用の中性洗剤で洗えば完了。溜まった汚れを落として、すっきりとした気持ちで新年を迎えましょう。

|使う前の一工夫で、お手入れが簡単に!

魚を焼く前に「水溶き片栗粉」を受け皿に入れておくと面倒なお掃除もすぐ完了。ぺりっと剥がすのが病みつきになるという人も多いようです。

【魚焼きグリルのお掃除をラクにする方法】
<必要なもの>
片栗粉・水
(それぞれ適量。水100mlにつき、片栗粉大さじ1が目安)

<手順>
①.片栗粉と水を混ぜ、受け皿に水溶き片栗粉を張っておく
②.いつも通りに魚を焼く
③.しばらく放置し、水溶き片栗粉がしっかりと固まるまで待つ
④.固まった水溶き片栗粉を端から剥がす。汚れが気になるようであれば、受け皿を中性洗剤で洗う

 さらに、魚焼きグリルの場合、焼く前にある一工夫をするだけで、お手入れが何倍も簡単になるのだとか。

 その一工夫で使うのが「水溶き片栗粉」。魚を焼く前に、油受け皿に水溶き片栗粉を入れておくだけで、落ちた魚の油などもまとめて固められるんです。

 やり方は簡単。まずは、水溶き片栗粉を作り、受け皿に流し込みます。いつも通りにグリルで魚を焼いたら、時間を置いて冷ましましょう。

 水溶き片栗粉がしっかりと固まったら、あとは受け皿からはがすだけ。それでも汚れが残っているようであれば簡単に洗う必要がありますが、何もせずに洗うよりも何倍もラクに、お掃除ができますよ!

シンクの水垢や石鹸カスには「お酢」が効く!

酸性のお酢は、水垢や石鹸カスといったアルカリ性の汚れを中和します。

【水垢や石鹸カスがついたシンクのお掃除】
<必要なもの>
お酢・水
(それぞれ適量。お酢と水の割合は1:1が目安)

<手順>
①.お酢と水を混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れておく
②.水垢や石鹸カスが気になるところに①を吹きかける
③.②でかけたところにキッチンペーパーをかぶせ、時間を置く
④.水(分量外)で洗い流す

 シンクまわりに気がついたらついてしまっている、水垢や石鹸カスが気になるという人も多いのでは?

 そんなお悩みに効果を発揮してくれるのが「お酢」。酸性のお酢は、アルカリ性の汚れである水垢や石鹸カスを中和させ、落としやすくしてくれるんです

 用意するのはスプレーボトルとお酢、水道水、キッチンペーパーの4つ。水道水とお酢を1:1の割合でスプレーボトルに入れ、気になる部分にスプレーします。

 スプレーをかけた場所にキッチンペーパーをのせ、数分放置します。しばらく置いてから水で流せば完了。しつこい汚れの場合は、1時間程度置いておくと良いでしょう。

排水溝のお掃除には、「重曹」×「お酢」の名コンビが◎

イヤなぬめりが気になる排水溝掃除も、重曹とお酢があれば簡単。重曹をかけてしばらくしてから、お酢をかけるとべとつく汚れも簡単に洗い流せます!

【排水溝のお掃除】
<必要なもの>
重曹・お酢・水
(それぞれ適量)

<手順>
①.排水溝に重曹をまぶして、数分置いておく
②.①にお酢をかける。
③.シュワシュワとした泡により浮き上がった汚れを洗い流す

 イヤなにおいやぬめりが気になる排水溝。大掃除だけでなく、日常的にお掃除が必要な場所の1つですが、できることなら触らずにきれいにしたいところですよね……。

 そんなときに味方になってくれるのは、「重曹」「お酢」。重曹とお酢が混ざって発生する泡は、排水溝にこべりついた汚れを浮かせて、落としやすくしてくれるんです。

 手順は簡単。まずは、排水溝にまんべんなく重曹をまぶし、数分そのままにしておきます。

 数分経ったら、重曹にお酢をかけて、シュワシュワとした泡を発生させます。

 あとは、泡によって浮いてきた汚れを洗い流せば完了。それでも汚れが気になるときには、スポンジなどでこすって、取り除きましょう。

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  • 面倒くさい大掃除は、まずは家にあるもので簡単にできる「キッチン」から始めてみませんか?
  • しつこい油汚れには、「重曹」がおすすめ。
  • 大変なイメージがある換気扇のお掃除は、重曹を入れたお湯に浸けおきするのがベスト。しばらく放置して汚れを浮かしたら、あとはスポンジなどで汚れを取り除いて水洗いしましょう。
  • 鍋やフライパンなどをのせる「五徳」のお掃除はあまりやっていないという人も多いのでは? こちらも重曹を入れたお湯に浸けおきすることで、頑固な汚れも取り除けます!
  • 壁や床はもちろんのこと、レンジフードもべたつきがちな場所のひとつ。こちらも重曹水を浸した布巾で拭きとりましょう。
  • 魚焼きグリルも重曹水が効果抜群。すぐにお手入れができずこべりついてしまったときは、しっかりと浸けおきしましょう。
  • 魚を焼く前に「水溶き片栗粉」を受け皿に入れておくと面倒なお掃除もすぐ完了。ぺりっと剥がすのが病みつきになるという人も多いようです。
  • 酸性のお酢は、水垢や石鹸カスといったアルカリ性の汚れを中和します。
  • イヤなぬめりが気になる排水溝掃除も、重曹とお酢があれば簡単。重曹をかけてしばらくしてから、お酢をかけるとべとつく汚れもするっと洗い流せます!

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田舎暮らしの本編集部

田舎暮らしの本編集部

日本で唯一の田舎暮らし月刊誌『田舎暮らしの本』。新鮮な情報と長年培ったノウハウ、田舎で暮らす楽しさ、心豊かなスローライフに必要な価値あるものを厳選し、多角的にお届けしています!

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