農耕地の鳥
モズ(百舌)
●渡り区分:留鳥・漂鳥
●全 長:20cm
●鳴き声:キィキィ…、9月~11月頃によく鳴き、越 冬場所での縄張りを誇示、ヂュン、ヂ ュン、ヂュン、スタンガンのような音も
●場 所:里山・農耕地・河川敷
モズのオスはアイマスクのような目の線があり、翼の一部分が黒色です。メスは全体的に色味が薄くて、胸には細かい模様があります。また、大きく平たい頭と長い尾羽のシルエットも特徴的です。大きさはスズメよりもひと回り大きいです。基本的には留鳥ですが、秋になると山から平地へと降りてくる個体もいて、冬により身近で観察しやすくなります。特に里山や農耕地、河川敷などの開けた環境にいることが多いです。モズは肉食で、カエルや虫、ときには鳥を襲うこともあります。電線や木、杭の上など、目立つ場所に止まってじっと獲物に狙いを定めているときは、遠目からでも見つけやすいです。また、止まっているときに、尾っぽを8 の字に動かすのも特徴です。
ホオジロ(頬白)
●渡り区分:留鳥
●全 長:16.5cm
●鳴き声:一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつ かまつりそうろう)、独特のリズム感の さえずり、チチッ、「チチッ、チチチッ」2 ~4音の連続音
●場 所:農耕地・河川敷
ホオジロは、その名の通り頬が白色です。オスの顔は、歌舞伎のような模様がはっきりとしていますが、メスは全体的に淡い色合いです。オス・メスともに、お腹は薄茶色で、大きさはスズメくらいです。開けた環境を好んで、農耕地や河川敷で見られます。春から初夏には木のてっぺんなど目立つ場所でさえずっているので見つけやすいです。冬は数羽の群れになって、藪の中に隠れていることが多いのですが、種を食べに穂の先まで上ることもあります。
カワラヒワ(河原鶸)
●渡り区分:留鳥
●全 長:14.5cm
●鳴き声:キリ…キリ…ビーン! キリリ…ビーー!
●場 所:農耕地・市街地・公園
カワラヒワは全体的に茶色っぽいからだです。翼の黄色は飛んだときによく目立つので、見分けるときのヒントになるかと思います。尻尾の形がエビフライで、オスはメスよりも顔の黄色みが強いのが特徴です。大きさはスズメくらいです。強いです。農耕地の他、市街地や公園でも見られます。冬に観察がしやすくて、電線にずらっと並んでいたり、地面に降りてきて、集団で食事していたりします。開けた場所で群れをつくって行動しているので見つけやすいかなと思います。
本書と同じ内容のYouTube動画「超入門!よく見る野鳥30種【解説】」
自然公園や農耕地には、季節ごとにさまざまな野鳥が訪れています。名前や鳴き声、行動の特徴を知ることで、散歩や自然観察がぐっと豊かに感じられるはずです。今回ご紹介した鳥たちをきっかけに、身近な自然にもっと目を向けてみてくださいね。
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