掲載:2020年10月号別冊付録
※2020年8月に店頭で入手可能だった商品です。
※現在は取り扱いのない商品もあります。
キャンプ系の人気YouTuberのFUKUさんに、100円ショップでBBQにオススメのアイテムをピックアップしてもらいました。価格はもちろん、かゆいところに手が届くその性能に驚きです!
FUKU(フク)さん
1979年愛知県生まれ。キャンプ系の人気YouTuber。大人になってからのキャンプ歴は14年ほど。何でも試したくなる性分で、気になる道具があると購入してみて、自分に合うものを探求する癖がある。動画では、コツコツ集めたキャンプ道具をフィールドでも実際に試し、実直に紹介している。 https://www.youtube.com/channel/UCqu5_zgnVshzZ99gWbqBcyw
デザインも秀逸! 開発者はキャンプ愛好家?
セリアは基本、100円のものだけを販売している正真正銘の100円ショップなのですが、アウトドアグッズを充実させてきた先駆けでもあります。年々レベルアップしていて、デザインが秀逸なものも多いんです。見た目だけじゃなく、機能面でのデザインが秀逸で、例えば小型トングなんかは今期の傑作じゃないかと思っているほどです。
また、セリア、ダイソーがともに発売している五徳にも驚きました。アルコールバーナー用の五徳をつくるなんて、開発者によほどのアウトドア好きがいるんじゃないかと想像してしまいますね。
BBQのアイテム/コンロ、炭、トング、クーラーボックスも!
【インスタントBBQコンロ(Watts、500円)】気軽に使える使い切りタイプのBBQコンロ。すぐ着火できて燃焼時間は1時間30分ほど。本体サイズは約48×31×5㎝で、約9㎝のワイヤースタンド付き。直火NGの場所で利用する場合は、下にアルミテーブルを置くなどして、さらに高さを出したほうがいいかもしれません。
【ステンレストング(Seria、100円)】大き目サイズなので、BBQで大活躍します。
【ミニバーベキュートング(Seria、100円)】ソロキャンプに最適なサイズ感に加え、デザインが秀逸なんです。下に置いても先端が浮く形状なので汚れず、つまみやすいように指が当たる部分がへこんでいます。さらに先端はお肉がつまみやすいように細くなっていて、滑り止めまで付いているんです。B6サイズのポーチにも入るので、ソロキャンプのレギュラーギアになりました。
【バーベキュー用 炭(DAISO、100円)】ビニールバッグに500g入り。ホームセンターで扱っている商品より割高ですが、ソロキャンプにはこれくらいの量がぴったりで使い勝手がいいです。
DAISOのアルコールバーナー五徳(下記参照)を2セット半(8枚)使い、四角く組んで2段重ねれば簡易焚き火台に。地面にはDIY素材のブリキ板を正方形にカットしたものを敷き、その上にスタンドロースター(Seria、100円)、さらにその上に焚き火台を設置しています。私のチャンネルの視聴者さんのなかには六角形に組んでいる方も。バリエーションは広がります。
【左:アルコールバーナー五徳(DAISO、100円)】アルコールバーナー使用時に鍋やクッカーを置ける五徳。鉄製の板が3枚セットになっていて、三角形に組んで使います。スリットが2カ所入っていて、一片の長さを13.5㎝、11㎝と2段階に調整できます。
【右:クッカースタンド(Seria、100円)】アルコールストーブ用の五徳で、上記と同じく3枚を三角に組む仕組み。縦に対する強度は強いので、ある程度の重さのクッカーを置くことができます。
【手前から、焼き網 大・小、ウルトラライター、着火剤(以上Seria、各100円)、BBQ用マルチホイル(DAISO、100円)】ウルトラライターは先端が伸縮するライターです。BBQ用マルチホイルは通常のアルミホイルよりも厚みがあり、料理から炭の処理までタフに使えます。
【ポリ容器(コック付き3.8ℓ)(DAISO、300円)、折りたたたみイス(DAISO、200円)】キャンプで何かと便利なウォータージャグ。プラスチック製の小さな踏み台にのせるだけで使い勝手がよくなります。
【ソフトクーラーボックス(DAISO、500円)】発泡スチロール箱やハードクーラーボックスに比べると、保冷力は劣るのですが、軽くて、折りたためばコンパクトになるので、何かと需要が高いですよね。見た目もおしゃれだと思います。
【発泡スチロール製クーラーボックス(DAISO、150円)】内容量3.5ℓの小型クーラーボックス。以前、4ℓ未満のクーラーボックスを比較・検証したことがあるのですが、これはアウトドアメーカーや釣り具メーカーのものに劣らない保冷力でした。日本製でサイズは27.2×17.7×18.1㎝。350㎖缶が6本入ります。いたってシンプル、なんの変哲もない発泡スチロールのボックスですが、デザインにこだわらなければ、非常にコスパが高いです。