ありんこです。香川県の田舎に築100年の9DKの古民家(土地面積:700㎡、延床面積:150㎡)を50万円(その他修繕費・工具費など500万円以上)で購入し、DIYでリフォームしながら生活をしています。前回の記事では残地物の撤去や屋根のDIYについてお話ししました。現在は床の張り替え(畳から無垢材)を実施中。手順としては次の通り
①畳を撤去する(解体して畑の肥料に)
②床板をはずす(バールで釘ごと抜く)
③防湿シートをしく(気密テープで隙間を埋める)
④調湿剤を撒く(1畳あたり1袋程度)
⑤床板を戻す(ビスで固定する)
⑥根太をしく(30.3cm間隔)
⑦断熱材をしく(スタイロフォーム)
⑧針葉樹合板をはる
⑨無垢材をはる
といった感じ。今回購入した築100年の古民家は床面積150㎡、9DKということで作業がなかなか進みません・・・。この記事を執筆時点でやっと⑧の針葉樹合板を貼り終えようとしているところ。
ありんこ(妻)
大学を卒業し都会から逃げておだやかな瀬戸内、香川県へ移住しました。高松市の空き家を再生して作った小さなリノベ物件シェアハウス(ALINCO houseとCo ALINCO house)を運営中。軽自動車(スズキ・エブリー )をソーラーパネルやベッドを設置してときどき車中泊・バンライフをしています。2020年夏のおわり頃、香川県の田舎のエリアで築100年を超える古民家を購入。新しい拠点をつくるべく夫婦でDIY、リノベーションに挑戦しています。
SONO(夫)
会社員(気象予報士・Webデザイン)とフリーランス(写真・映像・SNS)の複業をしながら都会と田舎の二拠点生活中。テレワーク・フレックス・複業をフル活用した新しい暮らし方や働き方を各種メディアで発信しています。
note:https://note.com/haletoke/m/mb5e7199bc30d
Youtube:https://www.youtube.com/playlist?list=PLBwFz-Ff1sBf7c0elrnb0-X6Q4gANvMgl
BEFORE / AFTER で見比べてみるとこんな感じ。まずは一番広い12畳のお部屋からご紹介。
BEFORE
AFTER
この床下に防湿シートを敷いて調湿剤を撒く作業って地味にしんどいんですよね。ちなみにアップでみるとこんな感じです
つづいて別のお部屋のご紹介。畳をどけてみるとなんと掘り炬燵も出てきました。とりあえず納屋にあった火鉢を置いて断熱材を順番に施工していきます(さすが築100年の古民家)
BEFORE
AFTER
廊下も板を外して地道にDIY(終わらない)
床下の防湿シートは厚手のDIY STYLEの強力防湿シートがおすすめです(ホームセンターだと透湿シートというのもあるのですが、薄手なのでやめました)。
調湿剤はアイリスオーヤマの調湿材がおすすめ(こちらはホームセンターで似たものを買ってもOKです)。
私たちのような素人DIYだと1日に1部屋のペースが限界です。大工さんは本当にスゴい。水まわり部分は根太を補強しながら点検口を設置予定です。
点検口はホームセンターなど含めて調べてみたところダイケンの点検口が安くておすすめ。根太を補強しながら施工していきます。
ちなみにビスはWAKAIの45mmと65mmをメインに使用中(ホームセンターの店員さんに聞いたところ、設置する板にもよるけれど、合板や杉板などであれば下地の木材に25mm以上釘が効けばよいそう)。
床の合板貼りまで完了したら、天井の塗装や壁の漆喰塗りへ。
ググればたくさん出てきますが、壁や天井をペンキや漆喰などで塗装するときには、灰汁(あく)止めのためにシーラーを下地塗りしてから、ペンキや漆喰を塗っていくのが基本です。私たちはコスパのよい日本ペイントの水性カチオンシーラーを塗っています。
ペンキは同じくコスパ重視で日本ペイントのエコフラットをリピート。初心者の方はアサヒペンのバケセットがおすすめです。
はみ出さないように壁のふちにはマスキングテープとマスカーも必須ですね(幅や長さが広い方が使いやすいですが、その時々でよさそうなものをセレクト)。ハケもあると隅っこを塗るのに便利です。
漆喰を塗る人はうま~くヌレールが簡単です(費用は高めですが)。塗りづらいけどコスパ重視の人は和楽美がおすすめ。
大量に塗る人は粉漆喰を使いましょう(コスパは最も良いですが混ぜるのが大変)。ただ、粉漆喰を手で混ぜるのはかなり大変なので、お財布に余裕がある人は攪拌機(かくはんき)を買うとめちゃめちゃ楽です。
ということで地道にコツコツ続けていきます:)
コツコツ更新していきますので楽しみにしていてください。Youtubeもしているので二拠点生活や田舎暮らしのリアルが知りたい方はぜひご覧ください^^
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