コンビニも海も車で15分。四季を楽しむ暮らし
2020年、下牧集落へ移住した地域おこし協力隊の筒井さんは、下牧集落の印象を「毎朝、旅行先で目覚めるような開放感があり、住民の皆さんも、とてもフレンドリーです」と語る。
「私のように新しい住民を受け入れることはもちろん、湿気やすきま風など、古民家のデメリットをなくした〝新しい古民家〞の建築など、美しい自然のなかで時代の先を見据え、進化しようとしています」
下牧集落は山の中のイメージだが、意外なことにコンビニまでは車で15分ほど。高速道路のインターや特急の止まる駅も近い。小・中学校へはスクールバスが運行され、診療所のある集落までは約3kmと、暮らしやすい環境が整っている。
米山の麓に近いため、下牧集落の田んぼや畑に使う水は、とてもきれいな湧き水。だから、作物はどれも雑味がなくおいしい。隣の集落ではイワナの養殖も行われている。
頸城平野や日本海を見下ろす絶景を楽しみ、季節の移ろいとともに訪れる鳥の歌を聴きながら、山の幸に舌鼓を打つ。雪の季節、静寂のなかで味わう熱燗は格別なものになるだろう。雪は多いときは2mも積もるが、今は機械もよくなり、道路の除雪も万全だ。
「山の麓の集落ですが、日本海まで車で15分ほど。アウトドアスポーツもたくさん楽しめます」と中村さん。
「田舎暮らしでやりたいことは、なんでもできると思います。カールベンクスハウスで快適に暮らしながら、新しい集落を一緒につくってみませんか。ぜひ一度、下牧集落へ来てください」
下牧集落の移住支援情報
まずは訪ねて、下牧集落の住み心地をチェック!
下牧集落では、中村さんが中心になり、移住サポートを行っている。集落の暮らしを実際に体験できる「いなか体験ハウス」もある。また、上越市柿崎区の農家による「柿崎を食べる会」では、水野・下牧集落を巡る1泊2日のツアー(日帰りも対応)も行っている。
お問い合わせ:中村和彦 ☎︎080-5474-7124
ツアー問い合わせ:柿崎を食べる会 ☎025-520-6003
http://www.yoneyamamai.com/kakizaki/
文/丸山和昭 写真/伊平裕哉
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