山形県尾花沢市(おばなざわし)は、山形県の最北東に位置する、花笠音頭発祥の地。「おばなざわ花笠まつり」が開催される8月は、全国にその名を知られる「尾花沢スイカ」の最盛期とあわせて尾花沢市が最も活気づく時期です。今回紹介する物件は、市役所や中心商店街に近い駐車場つきの一軒家。コンパクトで静かな住まいをお求めの方にマッチすること請け合いです。
2023年7月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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掲載: 田舎暮らしの本 2023年8月号
北峰と南峰からなる双耳峰(そうじほう:2つのピークを持つ山のこと)の山が二ツ森。ラクダのこぶのような形をしており、「荷鞍山(にくらやま)」とも称され、親しまれています。特徴的な山容と頂上からの360度のパノラマなど、子どもから大人まで気軽に散策できる山として、人気のあるスポットです。
大正時代に作られた、かんがい用の人造湖が「徳良湖(とくらこ)」。東北四大祭りのひとつ「花笠まつり」で唄い踊られる花笠音頭は、この工事の際に唄われていた土つき唄から生まれたといわれています。徳良湖には、散歩、ランニングなどの小さな子どもでも楽しめる広場があり、珍しい冬キャンプも体験できるキャンプ場も盛況です。湖の近くには温泉が2ヶ所あり、レジャーはここ1ヶ所だけで完結できるほど。
花笠踊り発祥地としても知られる尾花沢。8月27日・28日の2日間、4年ぶりに「おばなざわ花笠まつり」が開催されます。27日は神輿や囃子屋台などの伝統行列が街中を練り歩き、28日は徳良湖で誕生した「花笠踊り」の大パレードによって街が花笠一色に染まります。
田園風景の広がる里山エリア
市内中心部からほど近い、市役所、スーパー、薬局などが揃う便利な場所に立つ3DKの物件。大きすぎない部屋の広さと間取りで、コンパクトな暮らしに最適です。閑静な住宅地にあり、静かな暮らしをお求めの人にもってこい。ガーデニングを楽しめるスペースもあり、四季折々の花々や緑に囲まれて、心安らぐひとときを過ごすことが可能です。屋外には1台分の駐車スペースがあります。数分のドライブで、美しい田園風景と雄大な山々の稜線を満喫できる最高のロケーションです。
築40年以上経つため、屋根や床に軽微な傷みが見受けられます。また、キッチンは少し古さが感じられ、水回りの補修をおすすめします。トイレはすでにリフォーム済みで、快適な使用が可能です。 なお、浴室は現在使用できない状態なので、改修が必要となります。
移住者や子育て世帯には、購入時に改修費用の一部をサポートする制度があり、購入価格の3分の2(最大100万円)までの改修費補助や、購入価格の20%以内(最大200万円)までの取得費補助が受けられるので、新しい生活をスタートさせる際に活用することができます。
【物件データ】
山形県尾花沢市
150万円
土地:55坪・183㎡
延床:23坪・77㎡
菜園:あり
取得費補助:最大15万円
改修費補助:最大100万円
●3DK●宅地●平坦地●築44年●水洗トイレ●奥羽本線大石田駅より約3km、東北中央自動車道尾花沢ICより約2.5km●国道近く。保育園、小学校、コンビニ、市役所へ0.3〜1㎞、中学校へ約1.6km、診療所へ約50m、温泉へ約2.8km。水回りなどに部分的な補修が必要。取得費補助は転入後3年以内の子育て世帯の場合、購入価格の2割(この物件の場合最大30万円)に増額。
●問い合わせ先:尾花沢市定住応援課 ☎0237-22-1111
1階は8帖と6帖の和室が続き間になっています。8帖和室には広縁からの優しい光が入り込みます。
曲がり木を手すりとして活用した階段。玄関の先にあり、建物内のアクセントとなっています。
キッチンの様子。設備が旧式なので、リフォームを検討してもよさそうです。
トイレはリフォームされており、温水洗浄便座付きの水洗トイレになっています。
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山形県尾花沢市の魅力を紹介!
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