北上山地中央部の盆地に位置する、自然豊かな岩手県遠野市(とおのし)。昔ながらの曲り家など日本の原風景が残り、民俗学者・柳田国男が著書『遠野物語』で「民話のふるさと」として紹介したことで全国にその名を知られるようになりました。市内各所には『遠野物語』で描かれた民話の舞台が点在し、カッパが目撃されたといわれる「カッパ淵」や火防の神様を祀った「新里愛宕神社」など、今でも訪れる人が絶えません。人と妖怪が同居していたと思わせる雰囲気を感じることができる、そんな不思議な魅力があるまちです。
遠野市街地の南端にある標高344mの鍋倉山。ここには県内屈指の大規模な山城の遺構があり、「鍋倉城跡」として国の史跡に指定されています。一体は「鍋倉公園」として整備されており、散策を楽しむこともできます。天守閣を模した展望台からは市を一望することができます。
鍋倉公園には約1000本のソメイヨシノやヤマザクラの木があり、春になると沢山の人が花見に訪れます。シーズン中には「遠野さくらまつり」も開催され、ライトアップされた幻想的な夜桜を鑑賞することもできます。
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