サッカー選手を多く輩出する「スポーツが盛んなまち」に立つ100万円の平屋は市街地にも近く生活が便利！【青森県五戸町】

執筆者：田舎暮らしの本編集部

青森県南部の山間に位置し、奥州街道の宿場町として栄えた五戸町（ごのへまち）。先人たちが開墾してできたまちのため、坂が多い。町内にはスポーツ施設が充実していて、さまざまなスポーツが盛んに行われ、サッカーや陸上、レスリングでは全国や世界で活躍する人材を輩出している。また、江戸時代に幕府直下の牧場を所有していたことから、酪農や畜産が盛んだ。まちの特産品である馬肉やあおもり倉石牛（くらいしぎゅう）、青森シャモロックの「ごのへ三大肉」は、高品質なおいしさを誇る。町内には、これらが食べられる飲食店もあり、食文化も栄えている。

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掲載：田舎暮らしの本 2023年3月号

　広々とした芝生の敷地内に、図書館が併設された「歴史みらいパーク」。町民憩いのスポットで、春には桜、夏には施設近くでイベント、秋には紅葉、冬にはイルミネーションなど、さまざまな季節の変化や催しが楽しめる。

　五戸町の倉石地区にある小渡平公園（こわたりたいこうえん）は、11万㎡もの広さを持つ。春になると、敷地にあるサクラが満開に咲き誇る。ソメイヨシノだけでなく、八重桜もあるため、長期間お花見が楽しめるスポットだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2DKのコンパクトな平屋。市街地に近く、生活が便利で暮らしやすい

　JR八戸駅から車で約20分。コンビニ、スーパー、病院などが車で10分圏内の立地にありながら、少し歩くと目の前には田園風景が広がり、大自然を身近に感じられる立地。八戸市街地や十和田市街地へのアクセスが良好で、暮らしやすい。こども園や小学校へは車で5分程度、中学校へは車で10分程度、歴史みらいパークや銀行、商店街があるまちなかへは車で5分程度だ。

　物件は2DKのコンパクトな平屋で、電気は引き込み済み、水道は地下水を電動ポンプでくみ上げて使用、ガスはプロパン。敷地は143坪あるが、車庫、物置などはなし。整地すれば家庭菜園も可能。建物は築50年以上で全体的に傷んでいるため、大幅な補修が必要となる。特に、水回り（台所、風呂、汲み取り式トイレ）の補修は必須。また、窓ガラスや玄関なども経年劣化により、建て付けが悪くなっている。住宅機能向上のためのリフォーム補助があるので活用したい（各種要件あり）。なお、家のまわりの定期的な草刈りが必要となる。

【物件データ】
青森県五戸町
100万円
土地：143坪・474㎡
延床：12坪・42㎡

●2DK●宅地●傾斜地●都市計画区域内非線引き●築54年●汲み取り式トイレ●東北新幹線八戸駅より車で約20分●セカンドハウスやアトリエにも使えそうな平屋。車で、図書館が併設された「歴史みらいパーク」へ約5分、スーパーへ約6分、総合病院へ約8分と暮らしやすい立地。八戸市街地や十和田市街地へのアクセスも良好だ。大幅な補修が必要。

●問い合わせ先：五戸町都市計画課　☎0178-62-2111

2部屋ある和室。残置物はないが、畳や襖はところどころ傷んでいる。

廊下の様子。突き当りが風呂場になる。

窓があり、明るい風呂場。風呂釜は旧式で、使用できるか不明。

台所は全体に傷みが及んでいるので、補修が必要だ。

【青森県五戸町の魅力】
花見や祭りなどのイベントが多く、伝統工芸品などの手工芸も盛ん

　五戸町では、住宅や子育て支援のほか、就職・就農・移住・起業支援などを実施している。観光スポットやイベントが多数あり、春には町内各所でサクラが咲き、5月には桜沼公園の鯉のぼり、夏には「ビックリ夜店」や花火の打ち上げ、秋には「五戸まつり」など、毎年多くの人が集まる。

　町の特産品は、なんといっても馬肉、あおもり倉石牛、青森シャモロックなどの良質な食肉。農産品では、ジュースやアップルパイなどの加工食品としても人気のリンゴ「紅玉」のほか、長芋、ニンニク、ゴボウ、アピオスなどの根菜類も栽培されている。また、青森県の伝統工芸品に指定されている「五戸ばおり」「南部菱刺し（なんぶひしざし）」「南部裂織」などの手工芸も盛んだ。

【馬肉料理】
「馬肉といえば五戸」といわれるほどの五戸自慢の特産品。低カロリー、低脂肪、低コレステロール、高たんぱくと優秀な食材である馬肉。馬肉料理の定番の桜鍋や刺身、焼肉のほか、しゃぶしゃぶもオススメ。町内の飲食店で食べることができる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　