福井県北部に位置する坂井市(さかいし)は、青い海と緑豊かな山々、のどかな田園風景に囲まれ、自然と調和した住みよいまち。県庁所在地である福井市に隣接していて、人口規模では県下第2の都市。景勝地「東尋坊(とうじんぼう)」に代表される複雑で美しい海岸線や、北陸唯一の現存十二天守として知られる丸岡城など、観光資源も豊富です。市の中央部には、福井県随一の穀倉地帯である広大な坂井平野が広がり、それを育むのが、県東部の山々を源流とする竹田川や九頭竜川(くずりゅうがわ)です。
2023年6月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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掲載: 田舎暮らしの本 2023年7月号
北陸でも最大級といわれている「三国(みくに)花火大会」。火のついた花火の玉を海へと投げ入れる三国花火の名物「水中花火」は必見です。今回ご紹介する物件は、この三国花火大会の観覧会場付近にあり、少し歩けば花火大会を見ることができます。
「三国祭り」は、「三國神社」の春季例大祭で、三国湊の繁栄を背景に江戸時代に始まり、北陸三大祭の一つといわれています。毎年5月19日から3日間行われ、中日の20日には奉納される高さ6mを超える山車(やま)が旧市街地を巡行します。写真は山車が神社前に並んでいるところです。
三国港に水揚げされる新鮮な魚介類を取り扱う「三国港市場」。毎週日曜日(冬季を除く)に開催されている「三国港朝市」では、水産物をはじめ、さまざまな出店者が並び、安値で安心な坂井市産材を使った朝食も味わえます。また、買った商品をその場で炭で炙って食べられる炭火焼きも好評です。
静かな環境で暮らしたい人向き
九頭竜川の河口付近に立ち、日本海まで徒歩約10分。三国花火大会の観覧会場である「九頭竜川ボートパーク」は徒歩圏内、また「三国サンセットビーチ」や「三国港市場」は車で約8分と、海や川が近く、釣りや散策など海辺での暮らしを満喫できる物件です。まわりに公共施設が少なく不便に感じるかもしれませんが、車やバイクなどがあれば対岸の三国駅へも行けて、買い物などにも困りません。
物件から少し歩いたところの公園から見える風景です。静かなところで暮らしたい方にぴったりの物件です。
物件は、木造2階建てで、2階の窓から海が見えます。1階は玄関側に6帖と8帖の和室があり、奥にダイニングキッチンやトイレ、お風呂などの水回りがまとまっています。2階には6帖の和室が2部屋。天井に雨染みが何カ所かありますが、屋根は補修済みです。お風呂はタイル張りのため、必要に応じて改修。ボイラーの取り替えと、水道の漏水確認も必要となります。空き家となって5年のため、ほかも多少の改修が必要です。残っている家財は、売買が決まったら所有者が整理・処分する予定です。
【物件データ】
福井県坂井市
260万円
土地:64坪・213㎡
延床:30坪・99㎡
取得費補助:最大30万円
改修費補助:最大30万円
●4DK●宅地●平坦地●都市計画区域●築57年●えちぜん鉄道三国芦原線三国駅より約4㎞●九頭竜川の河口近くに立つ木造2階建て。間取りは和室4室に8.3帖のダイニングキッチンで、縁側もある。周りに公共施設などはないが、川の対岸に三国駅があるので、車があれば不便に感じることは少ない。2階からは海が見える。放置5年で多少の補修が必要。
●問い合わせ先:坂井市空家対策室 ☎0776-50-3036
広々とした玄関と玄関ホール。右側の戸は和室に続いていて、奥のガラス戸は廊下に続き、その奥にダイニングキッチンなどの水回りがあります。
1階の和室は、6帖と8帖の続き間で、襖を開けて広く使えます。廊下と縁側に面していて、風通しがよく夏は涼しいです。
2階に上がる階段。上の踊り場に窓があり、明かりが入ります。
2階の和室は6帖が2部屋。2階の窓からは、自然と調和した町並みを楽しむことができます。
ダイニングキッチン。残っている家財は、売買が決まったら所有者が整理・処分する予定です。水道の漏水確認が必要です。
お風呂はタイル張りのため、必要に応じて改修。またボイラーの取り替えも必要です。改修費の補助が使えます。
トイレは、和室と洋室があります。どちらも改修済みできれい、手すりも設置されています。
物件の入り口。塀を取り壊せば、車1台を駐車するぐらいのスペースができます。
家の後ろには、整地する必要がありますが、家庭菜園などに利用できるスペースがあります。
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福井県坂井町の魅力を紹介!
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