定住者も多い別荘地に立つ、高床の物件を紹介。梁が通った高い天井で、山小屋風の雰囲気が好きな人にオススメだ。木立に囲まれた敷地内には小川が流れており、広々としたウッドデッキにテーブルセットを置けば、川のせせらぎと野鳥の声が楽しめそうだ。
2023年5月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報はこちら！→ 嬬恋村空き家・空き地バンク
掲載： 田舎暮らしの本 2023年7月号
物件近くの涼やかスポット「浅間山溶岩樹型」へ車で約10分！
1783年の浅間山の噴火によって形成された、世界的にも珍しい地学現象。国の天然記念物。「浅間高原しゃくなげ園」も近い。
敷地内を小川が流れる2LDK
ウッドデッキ側の外観。2階部分が居住スペースで、高床の平屋のような建物。車は1台駐車可。
大きな窓と、屋根付き
ウッドデッキが魅力
最初に紹介する物件は、標高約1100mに立地。浅間山に近い、プリンスランド内の別荘だ。
土台は鉄骨造、建物は木造で、しっかりとしたつくり。１階は物置のみで、２階部分が居住スペースとなっている。外階段を上って玄関から入ると、高い天井に梁がある広々としたLDK部分が現れる。ウッドデッキへと続くガラス窓は２面あり、開け放つと涼しい風が吹き込む。
ウッドデッキに出ると、裏庭に小川が流れているのに気がつく。建物の裏は森に囲まれ、プライベート感があるのもいい。デッキは屋根付きで床板の傷みは少ないが、手すりは錆が目立つのでメンテナンスをしたほうがよさそうだ。
玄関の階段も、そろそろ補修をしたほうがいいだろう。風呂のバランスや水回りは長期間使われていないため、入居前に点検をオススメする。
「夏仕様の別荘ですが、暖炉のスペースがあり、薪ストーブを取り付けてもよさそうですね」
と、浅間高原らいふ株式会社の黒岩佐予子（くろいわさよこ）さん。
鳥の声と川のせせらぎが聞こえる夏の思い出を、ここで育んでみてはいかがだろうか。
【物件データ】
群馬県嬬恋村
249.7万円
土地：109坪・361㎡
延床：20坪・69㎡
菜園：あり
取得費補助：最大24万円
改修費補助：最大20万円
●2LDK●山林●平坦地●都市計画区域外●築49年●水洗●上信越自動車道碓氷軽井沢ICより車で約1時間■プリンスランド別荘地に立つ物件。別荘として使われてきた。リビングには大きな窓があり、ウッドデッキも広め。デッキの上には屋根あり。テレビ、ソファ、ヒーター、布団などの残置物あり。鬼押出し園へ約5km。管理費は年10万8831円。
●問い合わせ先：移住・集落支援室☎0279-82-5191
18.3畳のLDK。家具などの残置物はこのままの引き渡しとなる。窓の外は南向きのウッドデッキ。
LDKのほかには6畳と6.5畳の和室のみ。単身か夫婦での夏のワーケーションにも使えそう。
ココは補修が必要
長期間利用がないため、水回りなどは要確認。風呂はバランスなので、取り換えをオススメする。
隣の敷地との境目を流れる小川。花わさびやクレソンを育てるのもオススメ。
物件の周辺環境
別荘地内のホテルグリーンプラザ軽井沢には、奥軽井沢温泉「暁の湯」がある。
文／はっさく堂 写真／尾崎たまき
この記事の画像一覧
この記事のタグ
田舎暮らしの記事をシェアする
田舎暮らしの関連記事
