島根県雲南市(うんなんし)は、豊かな森林や河川、滝など、中山間地域ならではの豊かな自然環境に囲まれたまち。桜や蛍が息づく自然と市民の生活が融合したまちづくりや、地域資源を活かした温泉施設、観光施設が整備され、水と緑が醸し出すうるおいのある穏やかな印象をもった美しい地域だ。歴史や文化が息づくまちとしても、ヤマタノオロチ退治を中心とした出雲神話の舞台であるとともに、国宝に指定された銅鐸やたたら製鉄など、地域特有の歴史や文化をもつ地域。また、農村景観や神楽、囃子など、暮らしに根ざした農村文化が豊富であり、日本のふるさとの原点ともいうべき歴史・文化が息づいている。
【島根県 雲南市】
2023年版 第11回「住みたい田舎」ベストランキング
(人口3万人以上5万人未満のまち)
シニア世代部門……1位!
子育て世代部門……2位!
若者世代・単身者部門……2位!
2023年2月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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雲南市の南に位置し、閑静な山の中腹にある「吉田グリーンシャワーの森」の風景。正面に中国山地が一望でき、雲海や四季の移り変わりを肌で感じることができる。フィールドアスレチック施設や菅谷たたら山内(さんない)の中心にある「菅谷高殿(すがやたかどの)」、「鉄の歴史村」など観光や自然探索の拠点としても最適。
雲南市吉田町の本通りは、石畳が敷かれ城下町のような風情が感じられる落ち着いた雰囲気の街並み。
菅谷たたら山内(さんない:たたら製鉄に従事していた人達が働きながら生活していた地区の総称)の中心にある「菅谷高殿」は、全国で唯一現存する高殿様式で、「国の重要有形民俗文化財」に指定されており、ジブリ映画『もののけ姫』のモデルになったといわれている。
日本遺産指定の吉田の街並みが見える高台の古民家物件
標高360mほどの山間のまちに立地する6DKの古民家物件で、夏でも朝晩は、涼しい。外装は改修されているが、内観は重厚で落ち着いた古民家の風情を味わうことができる。1㎞以内に保育園・幼稚園・小学校・中学校がそろい、子育て環境も良好だ。
すぐ近くには日本遺産「出雲國たたら風土記」の構成文化財の一つ「田部家土蔵群と吉田の街並み」があり、観光地の雰囲気を存分に楽しめる。
通行料無料の松江自動車道を利用して、雲南中心市街地まで車で約20分。広島方面へ車で出るのも便利。
日本遺産指定の街並みを見下ろす高台の家で、小鳥さえずる静かな環境。写真は物件2階からの冬の光景。隣接する原野は、畑として耕作が可能。
山水が利用できるため、野菜を洗う・冷やすなどに使える。
【物件データ】
島根県雲南市
70万円
土地:55坪・184.06㎡
延床:56坪・185.59㎡
菜園:原野 77坪・255㎡
取得費補助:最大100万円 ※宅地購入費の一部を助成
改修費補助:最大65万円 ※県補助金へ上乗せ補助
●6DK●宅地●傾斜地●都市計画区域外●築108年●簡易水洗トイレ●松江自動車道 雲南吉田ICより約3.1㎞。駐車場なし。土砂災害警戒区域(地すべり)内。
●問い合わせ先:雲南市 政策企画部 うんなん暮らし推進課 ☎0854-40-1014
玄関は古民家の名残があり、上がり框が高くなっている。そのスペースを利用した収納もあり、活用できる。
1階の和室は4間あり、6帖、4.5帖×2間、4帖となっている。古民家らしい板張り天井がおしゃれな雰囲気を醸している。
2階の6帖和室。天井が改修されており、1階の和室とは違う雰囲気になっている。床の間と押入れがある。
2階にあるもう一つの6帖和室。こちらは、広い障子窓があり趣がある。
2階には物置きスペースもあり、むき出しの梁など、古民家の名残りを見ることができる。DIYで少し手を加えるだけで、おしゃれな空間を作ることも可能。
家族で食卓を囲むのに充分なスペースがあるダイニングキッチン。設備としては、電気温水器が撤去されているため、購入が必要。
バスルームはシンプルなタイル貼り。バスタブ内には手すりが付いている。こちらもキッチン同様、温水器が撤去されているため、購入が必要。
トイレは簡易水洗式。温水洗浄便座が取り付けられている。
【島根県 雲南市の魅力】
自然が豊かなのに、生活至便施設も多い!
ちょうど良い田舎の雲南市。空港にも近く関西・関東方面へも2時間以内の移動が可能なまちだ。高速道路も市内を縦断し、4箇所のICが利用可能。市内には商業施設や24時間スーパー、ホームセンター、コンビニも複数あり買い物環境には困らない。最近は、市内のキャンプ場や温浴施設・サウナなどが人気となっており、自然豊かな環境に囲まれた中でのキャンプやサイクリング、列車旅なども堪能できる。
専門定住スタッフが4名おり、移住サポート体制も充実。地域医療や福祉が充実しており、健康づくりへの取り組みも多数行っている。様々な社会課題の解決に向けた、多世代にわたるチャレンジの連鎖が、地域全体の取り組みとつながり、持続可能な田舎暮らしの実現に向けた、住みやすい環境の整備や起業への基盤整備が進められている。
【桜並木】
全長約2㎞、約800本の桜のトンネルが楽しめる「日本さくら名所100選」に認定された中国地方随一の桜の名所「斐伊川(ひいかわ)堤防桜並木」[写真一番上]をはじめ、同じく全長が2㎞近くあり、約1000本もの桜が咲く「三刀屋川(みとやがわ)の桜並木」[写真上から2番目]がある。三刀屋川では、ソメイヨシノより2週間ほど遅れて咲く、緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」[写真上から3番目]も楽しめ、樹齢300年以上になる「段部(だんべ)のしだれ桜」[写真一番下]も人気だ。
【国民宿舎 清嵐荘】
市内には、温泉地もたくさんあり、「出雲湯村温泉」は無色無臭、常温 43 度のアルカリ性単純泉低緩和温泉。『出雲国風土記』には「漆仁(しつに)の湯」と記載され、斐伊川の清流を望む山峡のたたずまいが落ち着いた雰囲気を醸しだす、1300年の歴史ある薬湯となっている。
【焼きさばと焼きさば寿司】
さばを一匹丸ごと串焼きにして、ギュッと旨みを閉じ込めた「焼きさば」が雲南市では昔から親しまれている。また、「焼きさば」のほぐし身を混ぜた「焼きさば寿司」も地元で愛され続けるソウルフードとなっている。
田舎暮らしの本編集部
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