大人気のYouTubeチャンネル「柴犬らんまる」。『田舎暮らしの本 1月号』(12月3日発売)の別冊付録『柴犬らんまるファンBOOK』の内容を一挙公開します!
YouTube「柴犬らんまる」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCgjULi89KwwEFcYHvsDRyXw
その1「柴犬らんまる」の飼い主さんに聞いてみた
https://inakagurashiweb.com/archives/10768/
【ライバルは、食パン。】
- らんまるを迎え入れた経緯を教えてください。
2015年の春に、子どもたちが小さなころからずっと一緒に過ごしてきた先輩犬が、突然亡くなってしまいました。あまりにも衝撃的な出来事で、それから数カ月は犬小屋を見たり、散歩道を通ったりするたびに涙ぐんでしまっていました。そんなときに、お父さんの知り合いのそのまた知り合いの方のツテで紹介してもらったのが、生まれたばかりのらんまるでした。当時は悲しみの只中にいたこともあり、再び(しかもそんなに早く)家族として犬を迎え入れるのには戸惑いや葛藤がありましたが、度重なる家族会議のもと、らんまる(0歳)がうちにやって来ることになりました。らんまるが来てからも、家族全員が当時のショックから立ち直りきれないままの生活がしばらく続いていましたが、幼くて小さならんまるがおぼつかない様子で何がしたいのかよくわからない動きをしたりするのが面白かったり、手がかかって忙しかったりで、気がついたころには、家族はらんまるを中心にまた明るくなっていました。
- YouTubeを始めた動機を教えてください。
らんまるの先輩犬は写真や動画がほとんど残っておらず、とても悲しい思いをしました。そのため、できるだけ動画や写真を撮って思い出をたくさん残そうということになり動画を撮り始めました。数年経つと、子どもたちが進学などで遠くに行くことになりました。子どもたちから、「らんまるどうしてる?」とか「らんまるさびしくない?」(らんまるは数日経つとまったく気にしていない)と数時間ごとに聞かれるため、動画をメールなどで送っていました。しかし、そうした方法では画質が悪くなってしまうし、数日で消えてしまったり、携帯の容量も圧迫したりします。そのため、どうせならいつでも好きなときに見られて、きれいなままずっと先まで残るYouTubeにアップロードしようということになり、投稿し始めました。現在は非公開になっていますが、当時(4、5年前)は日付だけのタイトルで、らんまるが散歩する様子やゆで卵のお裾分けをもらう様子などを映した動画を投稿していました。しばらく投稿を続けているうちに、たくさんの方が見てくださるようになったため、編集などはいまだによくわかりませんが、家族で協力しながら、たくさんの方が楽しめて、らんまるのことを覚えていてもらえるように、工夫するようになりました。
- らんまるのからだは、どれくらいの大きさなのでしょう。
お父さんの枕とほとんど同じ大きさです。一般的な枕で、縦40cm、横60cmほどです。丸まった状態なら、みかん箱にもすっぽり収まると思います。
- らんまるにとって、お手とは。
ビジネスです。対価があって初めて成立します。そのため、理不尽なお手に対しては遠くを見たりスタスタ立ち去ったりして無視します。
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