【モフモフをなでなで。】
- らんまるは、どんなにおいがしますか。
肉球は、おばあちゃんの家に届いたお歳暮のフォアグラの瓶詰めのにおいによく似ていました。枝豆をすり潰して乾燥させたものをピーナッツバター風味にしたようなにおいです。眠いときには、ひときわにおいが強くなります。らんまる本体については、胴体はほぼ無臭ですが、頭部はカステラや博多とんこつラーメンのにおいがします。ベースはそういったにおいですが、密集した毛がいろんな場所のにおいを吸着するため、一定のにおいのままでいることは珍しいです。例えば、台所にいるとその日の料理のにおいになります。これは献立を推測するのに役立ちます。ただし、焼肉のにおいは3日以上取れません。
- らんまるは、どんなことが好きですか。
[散歩]散歩の時間が近づくと出発の意を表明するために、家族の前で高速お座りを見せつける。その後は、見つめたり、フィンと言ったりする。タックルを仕掛けたり、手で器用に家族をちょいちょいしたりする場合もある。
[家族との再会]たとえ5分ぽっち離れていても再会すると喜ぶ。
[なでなで]なでなでしやすいよう耳をたたんで、なでなでに備える。前から耳は見えない。お礼になでなでの手をペロペロしてくれるが、決してお手はしない。
[昼寝]好きなときに寝る。部屋にあるポフポフゾーン(座布団、毛布、家族が脱ぎっぱなしにした上着など)を見つけ出し、上に乗って寝る。らんまるが家主となっている段ボールハウスの中もポフポフ。
- モフモフで、少しお太り気味に見えますが。
ぽっちゃりな体型と思われがちですが、それはモフモフが分厚く、毛の長さが場所によって違うためで、あまりぷよぷよはしていません。そして、首輪にモフモフが押しやられることで行き場をなくしたモフモフが、あごのたぷたぷや背中の浮き輪をつくっています。からだを曲げたときにモフモフが1カ所に集まると大きなモフモフができるのですが、そこを人差し指で指摘すると真顔になります。
- なでなでしてもらう、というより、なでなでさせてあげる、という感じでしょうか。
家族のほうからなでなでをするときは、まさしく許可するという様子で、かっこいい顔をしています。しかし、らんまるのほうからなでなでを所望することもあり、そのときはプリクラのように目を大きくして耳を後ろに倒しながら家族の近くに行き、お座りをしてから家族の手をちょいちょい前足でたぐり寄せます。
- なでなで待ちのヘソ天が見事です!
らんまるは小さいころからなでなでが好きで、家族にもみくちゃにされながら育ちました。その中で、気づいたときには、すでにその格好(カマキリ拳法)をマスターしていたと思います。お腹をなでなでしやすいように手を限界まで引っ込めているようですが、角度がつきすぎるので先っちょには力が入っておらず、指で弾くとぷらぷら揺れます。
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