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田舎暮らしの本 5月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 5月号

3月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

YouTubeで大人気! インコの「うめごま」/喋れる、歌える、踊れる! 激カワインコ♡

◎うめの求愛

〇人の言葉で求愛

 うめは毎日ごまに求愛します。一方、ごまはうめを仲間としては認めていますが、ペアになるほどではありません。

 うめはしつこくごまに迫ります。ごまは最初は気付かないふりをしてやり過ごそうとしますが、つつかれたり羽を引っ張られたりするので黙っていられなくなり、頭を下げた姿勢でドスドス歩いてうめを追い払います。

 不思議なのは、そのとき2羽が人の言葉で会話していることです。鳥同士なのに鳥語?は使いません。うめはいろんな言葉を使いますが、お喋りが得意ではないごまは「ダメ」と一言ダメ出しをして終わります。「ダメ、ダメ」と私のマネをして2回繰り返すこともあります。2羽とも言葉の意味をなんとなくわかって使っているようなのです。ごまは歌が好きだから歌ならきっと許されるのに、うめはまだそのことを知りません。

 

▶鳥同士でも人の言葉で話すのね

 

〇ごまを助けるんだ!

 ごまは買い物袋やお菓子の袋が好きです。普段与えないようにしていますが、一度だけバウムクーヘンの袋の切れ端を渡して遊ばせたことがあります。

 ごまは夢中になりました。仰向けなら両足使えるので遊びに集中できます。ごまはうめに見つからないよう、テーブルの脚の陰にそっと隠れて仰向けになりました。

 すると、あっという間にうめが来ました。ごまは慌てて起き上がろうとするも、一度仰向けになると簡単に起き上がることができません。早く起きないとうめに切れ端を取られてしまう。

 ごまはあせりました。

 一方うめはひっくり返ったごまを見て、大変なことになったと助けようとしていました。

 

▶ごまを助けるんだ!

 

〇こうやって運ぶんだ

 キャップを持ってくる遊びをごまに教えたことがありました。うめが得意とする遊びです。素早く動けるうめに対し、ごまはゆっくりしか動くことができません。

 ごまは床遊びではいつもうめに走り負けるのでいじけムードが漂っていました。うめはごまと一緒に走りました。決して邪魔をせず近くで見守り、ときにはキャップをつついてごまをうながしました。そのリードの仕方は思慮深く小鳥とは思えないほどでした。

 ごまが遊びに成功したとき、一番喜んだのがうめです。褒められるごまを見て大喜びしていました。

 

▶ついに持ってきました!【褒められたいインコたち②】

 

〇父さんはダメ! ごまはいいよ

 夫がボールを使ってうめと遊びました。このボールは、うめが雛時代から気に入っているおもちゃです。うめはボールを夫から取り返そうと頑張っていました。遊びだとわかっていても私たちには渡したくありません。

 鳥たちにはそれぞれテリトリーがあります。うめのテリトリーはリビングのテーブルと床。ごまのテリトリーは壁の止まり木と球体の遊具です。

 そのときごまは止まり木にいました。ひとりポツンと見ていて寂しくなったのだと思います。うめのいる床に下りてきました。

 うめは自分のテリトリーにごまが来たことが嬉しくてたまりませんでした。ボールをごまのところに運び、一緒に遊ぼうと誘いました。

 うめの優先順位では、いつでもごまが一番。どんなおもちゃで遊ぶより、ごまと遊べることが一番嬉しいのです。

 

▶【感動】誰にも渡したくない大事なボールを仲間にだけは貸してあげるインコ

 

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