さて、サウナ小屋づくりの作業を、2回に分けてご紹介します。ここでは、伐採からログ組み、屋根や窓、吸・排気口といった外装までです。このサウナ小屋のポイントや費用などは、サウナ小屋【1】をご覧ください。
※チェーンソーでの作業や高所での作業は大変危険です。きちんとした装備のうえ、慎重に作業してください。
1 木を伐採する
『田舎暮らしの本』で連載中の「人力山荘」や「人力工房」でお馴染みのライター・中山茂大がつくった「しげキャン」。サウナ小屋は、その敷地内の木を伐採して使うのが目的だ。伐採した木は3カ月ほど屋外で天然乾燥。本来なら最低でも半年から1年ほど乾燥させるのだが、今回は工期も迫っているのとサウナ小屋なので短縮した。
2 ログ組み
伐採が終わったら、ログを組み上げる工程だ。ここで重要なのが、スカーフの刻み。丸太と丸太が合わさる部分に施す加工のことだが、実際に合わせてみないとわからないので、組み上げては調整を繰り返すことになる。
3 屋根・入り口をつくる
ログが組み上がったら、屋根の施工に入る。屋根を張ると、小屋らしくなり完成に近づいた気がする。その後、入り口も忘れずにつくる。
4 窓と給・排気口をつくる
サウナ温度を管理するうえでは、「給気口」と「排気口」の位置が重要。また、今回は室内に明かりがないため、外光を取り込むための窓もつくった。
給気口と排気口
◎作業の後編、「間伐材ログでつくるサウナ小屋【3】」薪ストーブの設置とサウナ実感リポートもぜひご覧ください。
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