掲載:2022年11月号
2022年10月上旬の情報です。
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中津川市(なかつがわし)は、岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれている。作家・島崎藤村の故郷としても親しまれており、恵み豊かな森林と木曽川の清流に育まれた自然豊かなまちだ。リニア中央新幹線開業時には、岐阜県駅(仮称)と中部総合車両基地が設置され、東京や名古屋へのアクセスが良好になる。今回は、「リニアが停まる田舎まち」で、見晴らしのよい開放的な6DKをピックアップした。
中山道で江戸から43番目の宿場町として栄えた馬籠宿(まごめじゅく)。日本でも珍しい坂の宿場町では食べ歩きも楽しめる。
見晴らしがよく開放的な立地。
スーパー、診療所へアクセス良好
木造平屋に山林や2階建て離れ、車庫が付く物件。学校・スーパー・診療所へのアクセスがよく、便利な立地だ。しかし、コンビニへ約4㎞、明知鉄道明知線阿木駅へ約2.4㎞、中津川ICへ約22.5㎞という距離にあるので、車は必要となる。駐車スペースは4台分(うち2台は軽自動車のみ)ある。
建物は全体的に大幅な補修が必要。下水は通っているが、トイレが汲み取り式なので、下水への接続と水洗化をおすすめしたい。
中津川市は、住宅取得や就農への支援などを幅広くサポートしている。
仕事・暮らしについては、市が開設するワーカーサポートセンターで、カフェスタイルで就職・移住相談ができる。事業を始める人に向けて、店舗工事費等の補助もある。
子育てについては、ガイドブックの配布や、専門のスタッフによる電話などでの相談対応、中学卒業までの子どもの医療費の助成等の支援がある。オンライン相談や休日窓口の設置、移住サポーター(先輩移住者)も在籍しているので、気軽に相談してみたい。
また、「新婚さん住まいる応援事業」(最大50万円)として、結婚5年以内の夫婦の住宅取得等を支援している。(住宅の購入・増築に30万円、新築住宅の購入で10万円の加算・市内に本店を置く事業者との契約で10万円加算)
【物件データ】
岐阜県中津川市
250万円
土地:225.51坪・745.49㎡
延床:38.925坪・128.45㎡
取得費補助:最大40万円
家財処分費補助:最大10万円
●6DK●宅地、山林●傾斜地●都市計画区域外●築53年●汲み取り式トイレ、和式●宅地面積は約124坪、山林は約100坪。木造平屋のほか、1階に12坪の車庫兼物置、2階に2部屋の和室とベランダを備えた離れが付く。下水道への接続が必要。駐車スペースは屋外に3台分、車庫1台分。大幅な補修が必要。
●問い合わせ先:定住推進課 ☎0573-66-1111
8帖の和室は床の間と押し入れがあり、収納力も充分。
洋室は窓が2つあることで、開放的な空間に。
別の8帖の洋室は床の傷みがあり、張替えが必要となる。
ダイニングキッチンは8帖の広さ。勝手口があるので便利だ。
灯油ボイラー式の風呂。コンパクトで、シャワーが付いている。
【岐阜県 中津川市の魅力】
自然に囲まれ、名物も多数
山に囲まれた自然豊かなまちで、中山道など交通の要衝として栄えるなど、長い歴史を歩んできた中津川市は、今後開通開業予定のリニア中央新幹線により、東京まで約60分、名古屋まで約15分という好立地に! 「リニアが停まる田舎まち」として、リニアを活かすまちづくりを進め「住み続けたい、住んでみたいと思うまち」を目指している。
面積が広く、ほどよく便利な中心地から自然あふれる田舎までを併せ持ち、それぞれの地域で自分らしい暮らしができる。特産品としては、栗きんとんや五平餅、トマト、あじめこしょう(普通のトウガラシの3~5倍の辛さで、さっぱりとした味わいが特徴)がある。
【苗木城跡(なえぎじょうあと)】
木曽川の右岸の山に築かれた山城。天守跡にある展望台は恵那山・木曽川・中津川の町並みが見渡せ絶景だ。
【付知峡(つけちきょう)】
森林浴の森日本100選・岐阜県の名水50選に選ばれた秘境が付知峡。川底まで透き通る清流とダイナミックな不動滝が魅力。
【付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯】
四季を通じて自然の景観を楽しむ露天風呂など、いろいろな浴槽が楽しめる天然掛け流し温泉(アルカリ性単純泉〈アルカリ性低張性高温泉〉)。
【栗きんとん】
中津川市は栗きんとん発祥の地。江戸時代から街道を旅する人びとを栗菓子でもてなしてきた。栗本来の味を生かした風味は格別で、秋になると市内各所で販売される。
【五平餅】
中津川の五平餅は、ご飯が一串に3~4個並んだ一口サイズの団子型。ごま、くるみ、落花生をたっぷり使ったタレで、香ばしく焼かれている。
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