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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

知っておきたい【飲む点滴】|人気酒蔵「朝日酒造」の『久保田 こうじあまざけ』から学ぶ、美味しく健康的な甘酒の飲み方! 冬バテ対策にも最適!

知っておきたい甘酒のこと
甘酒は2種類ある? 酒粕甘酒と米麹甘酒の違い

 甘酒には、酒粕で作る「酒粕甘酒」と、麹で作られる「米麹甘酒」の2種類がある。

 原材料やアルコール分の違いなど、購入する際の参考にしてみてほしい。

 まず、酒粕甘酒の原材料は、酒粕。米・米麹・水をアルコール発酵させた「もろみ」を搾ることで日本酒が造られ、搾りかすとして残ったものが酒粕だ。酒粕甘酒は栄養価の高い酒粕と酵母菌の発酵パワーが凝縮されていて、酒粕の持つ日本酒特有の香りが感じられるのが特徴。酒粕甘酒には味を調整するために砂糖や塩が加えられている

 米麹甘酒は、米麹と水のみのものと、米麹と水と米のものがあり、砂糖は使われていない米麹は、蒸した米に麹菌を繁殖させたもので、味噌や醤油など、日本の伝統的な発酵食品の原料でもあり、日本酒造りにおいても「一麹二酛(もと)三造り」という言葉があるほど重要な工程だ。

 アルコール分の違いでいうと、酒粕甘酒には、微量ながらアルコールが含まれている。酒粕を加熱することにより、ある程度のアルコール分を減らすことができるが、それでも0%にすることはできず、一般的な市販の酒粕甘酒は、アルコール1%未満のものが多くなっている。一方、米麹にはアルコールが含まれていないため、米麹甘酒はすべてノンアルコール。老若男女問わず、誰でも楽しむことができる。

知っておきたい甘酒のこと
老若男女が楽しめる「久保田 こうじあまざけ」の特徴

 様々な酒造や飲料メーカーが甘酒を出しているが、なかでもおすすめしたい商品が、朝日酒造が販売している「久保田 こうじあまざけ」だ。

 この甘酒は日本酒「久保田」に使用されている米麹と酒米でつくっており、すっきりとして飲みやすいのが特徴。甘酒が苦手な方でも飲みやすい美味しさだ。長年追求し続けた米麹や新潟県産の酒米「五百万石」を使用しており、日本酒にこだわり続けてきた「久保田」だからこそできる贅沢な商品。

 アルコール0%のため、妊婦や授乳中の女性、子どもなど、老若男女を問わず楽しむことができる。こうした魅力が詰まって、1本(530g)で税込864円とお手頃なところも嬉しいポイント。

【次ページ】甘酒のおすすめの飲み方

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