【美しき里山】土蔵のある「古民家」が480万円！日本の原風景が残るのどかな農村で癒やされる！【兵庫県豊岡市】

豊岡市（とよおかし）は兵庫県の北部に位置し、北は日本海、東は京都府に面しており、兵庫県下の自治体では最も広い面積を持つ。6つのエリアに分かれており、JR豊岡駅や市役所本庁舎がある中心市街地が「豊岡」、透き通った海で海水浴やマリンスポーツが楽しめる「竹野」、世界中から観光客が訪れる温泉地「城崎（きのさき）」、城下町の歴史的な街並みが残る「出石（いずし）」、夏の合宿や冬のスキー客でにぎわう「日高」、日本の原風景が残るのどかな農村エリア「但東（たんとう）」。それぞれのエリアで異なる特徴があり、住む地域によって暮らしぶりも様々。今回ご紹介する物件は「但東」にあり、山間の農村地帯で、豊かな自然とともに暮らすことができる。

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　豊岡町はコウノトリの野生復帰に取り組んでおり、一度は日本国内から絶滅したコウノトリだが、今では国内で300羽を超えるコウノトリが生息し、豊岡町ではコウノトリがいる風景が当たり前になっている。市の移住定住ポータルサイト「飛んでるローカル豊岡」の「飛んでる」という言葉は、コウノトリが“悠然と羽ばたいている”様子 と、尖っていて他とは違う“ぶっとんでいる” という意味が込められている。

　外湯巡りができる城崎温泉は、“まち全体で1つの旅館”をコンセプトに、「駅が玄関、道が廊下、一つ一つの旅館が客室、7つある外湯が大浴場、商店が売店で、町民みんながお客様をもてなす旅館スタッフ」と考え、地域全体でおもてなしを実施。海外からの観光客も多く、特に冬は松葉ガニを目当てに訪れる人々で賑わっている。

 「出石そば」で有名な出石は、城下町の面影が残る古い町並みが印象的。近畿最古の芝居小屋「永楽館」は歌舞伎の上演をはじめ、音楽イベント、地域の発表会や集会の場ともなっており、住民の生活になじんでいる。

美しい山間に佇む屋根裏部屋がある古民家

　土蔵（写真右）と広い作業スペースがある古民家は、築50年以上経っているが、改築・増築を繰り返しているので建物はきれいな状態。

　底抜けや雨漏りなどはなく、建物自体の損壊はない。改修なしでも住める状態だが、水回りについては確認が必要。残置物はほとんどなく、ものづくりやDIY好きな人におすすめしたい。

　京都府福知山市との県境にほど近く、JR福知山駅までは約24㎞（車で約30分）、JR豊岡駅から約32㎞（車で約45分）の距離。但東町で人気の温泉施設「シルク温泉」までは約9㎞（車で約15分）、最寄りのスーパーマーケットまで約12㎞（車で約15分）となっている。

　駐車場（車庫）はあるが、借地となっている。

【物件データ】
兵庫県豊岡市
480万円
土地：100坪・331㎡
延床：32坪・106㎡
改修費補助：最大100万円

●5LDK●宅地●ひな段●都市計画区域内非線引き●築年数不明（50年以上）●水洗トイレ●舞鶴若狭自動車道福知山ICより約30km。播但連絡道路・北近畿豊岡自動車道和田山ICより約20km。駐車場は借地（車庫あり）。Webサイト「飛んでるローカル豊岡」の住まいの情報ページでは、360度オンライン内覧が可能。

●問い合わせ先：豊岡市 環境経済課　☎0796-21-9096

玄関はサッシの開閉で出入りする。かつて土間だった部分を改修して作られているため、広々としている。2段框で上がりやすい。

漆黒の長押や板戸が和の風情を感じさせる和室。この物件には他にも古民家を感じられる和室がある。

和室とは違い、フローリングに改修されているダイニング。

清潔感のあるバスルーム。

トイレは水洗で、温水洗浄便座付きの洋式タイプ。

【兵庫県 豊岡市の魅力】
日本の原風景が残る自然も心も豊かなまち

山陰海岸国立公園や氷ノ山後山那岐山（ひょうのせんうしろやまなぎさん）国定公園に囲まれた豊岡市は、国の特別天然記念物コウノトリ、日本トップクラスのカバンの産地、開湯1300年の歴史を誇る城崎（きのさき）温泉などで知られる。大阪から高速道路を利用して車で約2時間30分。

【安国寺（あんこくじ）】
ドウダンツツジの紅葉が有名な安国寺。本堂から見える真っ赤な光景はまるで絵画のよう。

【畦畔（けいはん）アート】
小坂地区では、地域活性化活動の一環として畦畔アートを実施。学校や仕事からの帰路であたたかい気持ちになるように、「おかえり」の文字でお出迎えしている。

【但熊（たんくま）】
タマゴかけご飯専門店の先駆け「但熊（たんくま）」は行列のできる人気店。店主自らがこだわって生産している卵とお米は絶品。卵は何個でもおかわりができる。

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