「2023年版 第11回 住みたい田舎ベストランキング」(2023年1月4日発売『田舎暮らしの本2月号』掲載)では、人口別のランキングとともに、12エリア別のランキングも発表しました。ここでは南九州・沖縄エリアのランキングを発表します。
掲載:2023年2月号
鹿児島県霧島市 きりしまし
移住者同士のつながりを大切にした手厚いサポートを実践
鹿児島県本土のほぼ中央部に位置する霧島市が、南九州・沖縄エリアで総合部門1位を獲得。鹿児島空港を有することから都市部へのアクセスに優れているうえ、子育て環境が充実していて、近年、若年層の移住者が特に増加。各種相談窓口や移住者向けの補助制度、移住体験ツアーも実施し、手厚いサポート体制を用意。
問い合わせ:霧島市地域政策課 ☎0995-45-5111
https://www.city-kirishima.jp/hisyokouhou/shise/ijuteju/index.html
鹿児島県肝付町 きもつきちょう
「東洋のフロリダ」と称される、白砂の海岸とロケットのまち
大隅半島の中央に位置する肝付町は、ウミガメの自然産卵が見られるほどの美しい海岸を有する。移住希望者と空き家のマッチングに注力していて、移住者が急増中。子育て支援センターを設置し、乳児のいる全家庭を訪問し、育児に関する悩みを聞くといったサポートを充実させていることなどから、今回このエリアで子育て部門1位に。
問い合わせ:肝付町移住サポートセンター ☎0994-65-8426
https://kimotsuki-town.jp/ijuu/
宮崎県都城市 みやこのじょうし
移住・定住サポートセンターでは、移住相談+雇用相談も実施
2部門で1位の都城市は、人口約16万人の拠点都市。農業産出額やふるさと納税では、何度も日本一に輝く。中心市街地中核施設「Mallmal(まるまる)」や民間複合施設「TERRASTA(テラスタ)」などを核とする市街地と豊かな自然が調和。お試し滞在制度、転職応援補助金などの支援が充実。
問い合わせ:都城市移住・定住サポートセンター ☎0986-23-2542
https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/iju/
鹿児島県伊佐市 いさし
原風景が残るまち。空き家バンクサイトが好評!
盆地の地形で、夏は暑く、冬は「鹿児島の北海道」といわれるほど冷え込む。しかし、その環境ゆえ豊かな食文化に恵まれているのも特徴だ。暮らしに関する情報や移住後の生活がイメージできるようなブログ形式の空き家バンクサイトが好評。子どもの自主性
や感性を大切に尊重し、のびのびと子育てができる風土でもある。
問い合わせ:伊佐市地域振興課 ☎0995-29-4113
https://www.city.isa.kagoshima.jp/teiju/
鹿児島県西之表市 にしのおもてし
子育て支援が充実、ひとり親の移住もサポート
鹿児島の有人島では奄美大島、屋久島に次いで3番目に大きく、全国有数のサーフアイランドとして知られる種子島北部に位置。18歳までの医療費無料、出生時6万円の子育て応援券支給、保育料を国の基準より低くするなど子育て支援に力を入れていて、ひとり親の移住も積極的にサポート。医療、介護、保育職の職場体験を兼ねた体験ツアーを開催している。オンライン移住相談は随時受け付け。
問い合わせ:西之表市地域支援課 ☎0997-22-111(1内線214)
http://iju-tanegashima.jp
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