田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

田舎の人付き合いのコツ/移住者が知っておきたい12カ条

執筆者:

【11】陰口はストレス発散と割り切る

 田舎は無口な人が多いように見えるが、実際はそうでもない。親戚の多い集落内では、わりと自由に表現する。「○○さんはおしゃべり」といった悪口が愛情表現になっているケースも珍しくない。はたで聞くとビックリするが、口にした本人はすぐに忘れる。特に女性は3人集まると、「あの人は厚化粧よね」など、そこにいない人の話題になりやすい。陰口でストレスを発散しているだけなのだ。

 移住者はいい人になろうと頑張り過ぎるケースも多いが、意外と他人は自分のことを評価しないもの。むしろ自分がいないときは陰口を言われているんだろう、と達観するほうが精神的な安定を保ちやすい。たまたま耳にした噂話にあまり振り回されないことだ。

 

【12】地域のスポーツ活動に参加しよう

 田舎はスポーツ行事も多い。シニア世代が誘われやすいのは、ゲートボールやパークゴルフなど。過疎化で人が足りなくなっているので、移住者の参加は歓迎される。ぜひチャレンジしてみよう。

 筆者が移り住んだ地域では季節ごとにソフトボール大会、体育祭、ゴムボールを使う家庭バレーボール大会、赤い羽根に白いクッションが付いたものを手で打ち合うインディアカ大会が開かれる。運動不足解消だけでなく、普段あまり会話をしない人とも仲よくなれるのが大きなメリット。こういう催しは飲み会とセットになっているケースが多い。酒を飲めない人が無理して参加する必要はないが、ノンアルコールで会話に加わるのも親睦を深めるいい機会になる。

この記事のタグ

この記事を書いた人

山本一典

山本一典

田舎暮らしライター/1959年、北海道北見市生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、85年からフリーライター。『毎日グラフ』『月刊ミリオン』で連載を執筆。87年の『田舎暮らしの本』創刊から取材スタッフとして活動。2001年に一家で福島県田村市都路町に移住。著書に『田舎不動産の見方・買い方』(宝島社)、『失敗しない田舎暮らし入門』『夫婦いっしょに田舎暮らしを実現する本』『お金がなくても田舎暮らしを成功させる100カ条』『福島で生きる!』(いずれも洋泉社)など。

Website:https://miyakozi81.blog.fc2.com/

田舎暮らしの記事をシェアする

田舎暮らしの関連記事

【海外で人気の日本の田舎】国際航空便が復活! さらに観光資源を磨き上げ価値を高める【鳥取県】

一人暮らし・終身まで安心生活!! 伊豆・下田の大規模定住分譲地に「シニア専用ハウス」終身型利用権付きが登場

子育て支援に力を入れている大分県大分市。情報収集には、まずは「大分市移住応援サイト」をチェック【大分県大分市】

【将来の売り上げ目標は年間1000万円!】敷地650坪の邸宅を使ったおにぎりカフェ&一棟貸し宿【大分県豊後高田市】

【将来の売り上げ目標は年間500万円!】離れの倉庫をDIYで改修し、民泊とバーガー店を経営【大分県豊後高田市】

大分県で安心の移住! 介護・看護・保育職の資格取得と就職・転職を総合サポート【大分県】

移住者数が3年で3倍に! ずっと住み続けたいまち【愛媛県今治市】本誌ランキング2年連続 全4部門1位!

【築100年古民家】絵本のような絶景に包まれた秘境の美しい伝統住宅!200万円の9LDKはほぼ改修不要!? 宿泊施設や飲食店にも活用可能!【福島県金山町】

海・山一望の大規模ニュータウン「伊豆下田オーシャンビュー蓮台寺高原」には素敵な物件がたくさん【静岡県下田市】