山口県東部、瀬戸内海に面した柳井市(やないし)は、海も山も街も近く、暮らしやすい田舎です。北部山間地域では稲作やブドウ栽培、西部平野部では花きやイチゴ栽培、南部・東部の瀬戸内沿岸地域では柑橘類の栽培が盛んです。沿岸部の大畠瀬戸(おおばたけせと)は日本三大潮流のひとつでタイ釣りのスポットとして人気があり、中心部にある「白壁の町並み」は江戸時代の商家の家並みが残る観光名所です。市内にはコンビニも点在し、市街地には大型ショッピングセンターもあり、買い物にも便利。柳井市は、生活の利便性はありながらも、海や山などの自然に親しむことのできる田舎です。
2023年8月の情報です。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年8月号
柳井市大畠から周防大島をまたぐ全長1020mの大島大橋の下では、日本三大潮流のひとつに数えられる瀬戸のうず潮が見られます。このあたりで獲れる真鯛は、急潮・うず潮にもまれてとりわけ身が固くしまり美味といわれています。橋からは海沿いを走るJR山陽本線を眺めることもでき、撮り鉄にも人気のスポットです。橋の大畠側にある大畠観光センターでは、地元の新鮮な農・海産物が販売され、瀬戸貝飯などの手づくり弁当、青みかんを絞った橘香酢(きっかす)やジャムなどの加工品も人気です。
柳井の観光名所のひとつ「白壁の町並み」には、約200mの通りの両側にわたって江戸時代の商家の家が並び、中世の町割りがそのまま残っています。産物を満載した大八車が往来した往時の面影をしのばせる通りで、歴史と伝統が感じられます。国の重要伝統的建造物保存地区となっています。
「サザンセト伊保庄(いほのしょう)マリンパーク」は、瀬戸内海の美しい海と白い砂浜が魅力の南欧風の海浜公園です。海水浴はもちろん、ピクニックなどで年間を通じてアウトドアを楽しむことができます。展望台から潮風に吹かれながら眺める海や、シンボルタワー(時計台)、330mにもわたってヤシの木が並ぶ白浜が素敵です。
複合スポーツ施設「アデリーホシパーク」は高台にあり、柳井市を一望できます。ジョギングコースや人工芝スキー場などがあり、全面芝生多目的広場には子どもたちに大人気の遊具が充実していて、週末は多くの家族連れでにぎわいます。また園内の「アクアヒルやない」には温水プールや温浴施設も整備されています。
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