中田英寿が実際に足を運んだ日本全国 2,000 ヵ所以上の訪問先の中から選りすぐった “にほん” の“ほんもの” を体験・購入できる「にほんものストア」にて、長野県小谷村(おたりむら)の「いおり農業生産組合」が栽培する『ゆきわりキャベツ』の予約販売をスタートした!
「ゆきわりキャベツ」は、普通のキャベツと比べて何が違うの?
キャベツには大きく分けて、春に流通する葉の柔らかい春キャベツと、通年流通している寒玉系キャベツ、そして紫キャベツなどの特殊なキャベツの3種類がある。
小谷村で栽培されている『ゆきわりキャベツ』は、寒玉系のキャベツなのだが、普通とは少し異なるユニークな栽培方法でつくっている。
普通の寒玉系キャベツは、8月のお盆前に植えたものを、11〜 12月に収穫するが、『ゆきわりキャベツ』は畑に雪が積もるまで収穫のタイミングを待つ。根をはらせたまま 1.5 mほど積もる雪の中で越冬させ、毎年1月中旬から2月中旬の約1ヵ月間だけ雪の中から掘り起こし収穫する。
生きたまま凍らないように糖度を蓄え熟成するので、通常のキャベツの糖度が4~5度に対して、「ゆきわりキャベツ」は8度以上、高いときは10度にもなり、甘みが強いのが特徴だ。
また、雪の中でもさらに成長を続けるため大きいものだと5kg近くになり、鮮度も保たれているため瑞々しさはもちろん、最も甘くなる芯の部分はエグみもなくスッキリとした甘さを楽しむことができる。食べた人は、まるでトウモロコシや柿を食べているようだという。
さらに、冷たい雪でよく締まった葉のパリッとした歯切れのよい食感も魅力のひとつだ。
「ゆきわりキャベツ」を生産する「いおり農業生産組合」
ゆきわりキャベツを栽培する「いおり農業生産組合」は、伊折集落に住む仲間同士が集まり、2005年に発足した。
小谷村では、 昔から“兼業農家”が一般的だったが、高齢化が進む集落を元気にするために、個々人が行っていた農業を「どうせなら、みんなでワイワイやったほうが楽しいじゃないか」と組合として立ち上げたのだ。
若返りを図るとともに少しずつ県外などからもメンバーが加わり、美しい里山を残すため、一人一人が楽しみながら生活をし、これまで培ってきた技術や知恵を絶やさずに受け継いでいる。
また、「いおり農業生産組合」は、冬の「ゆきわりキャベツ」だけでなく、春は「山菜」、夏は「ミニトマト」、秋には「米」なども組合員が共同で収穫して出荷している。
そんな「いおり農業生産組合」がつくる、今しか食べられない『ゆきわりキャベツ』を是非味わってほしい。
ゆきわりキャベツ
・1玉(雪入り) ¥2,850(税込)+送料
・2玉(雪なし) ¥5,400(税込)+送料
生産者名:いおり農業生産組合
販売期間:2023年1月29日(日)まで ※在庫がなくなり次第終了
■販売ページ
ゆきわりキャベツ(雪入り)【お一人様1点限り】
ゆきわりキャベツ2玉入り(雪なし)【お一人様1点限り】
にほんものストア
https://shop.nihonmono.jp/
田舎暮らしの本編集部
この記事のタグ
田舎暮らしの記事をシェアする