「2023年版 第11回 住みたい田舎ベストランキング」(2023年1月4日発売『田舎暮らしの本2月号』掲載)では、人口別のランキングとともに、12エリア別のランキングも発表しました。ここでは北陸エリアのランキングを発表します。
掲載:2023年2月号
富山県南砺市 なんとし
古きよき日本の原風景と伝統文化が色濃く残る
豊かな自然に恵まれながら、商業圏へアクセス至便な南砺市。ユネスコ世界遺産「五箇山合掌造り集落」やユネスコ無形文化遺産「城端曳山祭」、日本遺産「木彫刻のまち井波」など歴史と文化が息づく。住宅と子育ての支援に力を入れ、「なんと未来支援センター」と連携して移住前後を継続してサポート。
問い合わせ:南砺で暮らしません課 ☎0763-23-2037
https://kurashi.city.nanto.toyama.jp/
新潟県佐渡市 さどし
世界文化遺産登録を目指す、起業家の集う島
面積は東京23区の約1.4倍もある日本海側最大の島。新潟沖に位置するが、対馬暖流の恩恵で冬も比較的温暖。市街地にはインフラが整う一方、日本で唯一トキと共生する豊かな環境も残る。「起業成功率No.1の島」をテーマに掲げ、人と人のつながりを重視した支援により、2021年度は503名もの人が移住。
問い合わせ:佐渡市移住交流推進課 ☎0259-67-7153
https://www.city.sado.niigata.jp/site/ijyu/
福井県坂井市 さかいし
「東尋坊」など観光資源も多数。アウトドアが楽しめる
中部に福井県随一の穀倉地帯である坂井平野、西部には砂丘地や丘陵地が広がる。子育て世帯に人気の春江地区には多くの若者が集まるほか、シニア世代の社会参加率が高く、生きがいや健康づくりが盛ん。移住者に対して支援金がある(基本支給額最大50万円+引っ越し費用助成)。お試し移住制度もあり。
問い合わせ:坂井市企画政策課 ☎0776-50-3013
https://sakai-iju.jp/home
新潟県三条市 さんじょうし
田舎でも都会でもない“ちょうどいい暮らし”が魅力
東京から新幹線で約2時間とアクセスが良好な三条市。鍛冶技術の伝統を継ぐ「ものづくりのまち」として有名で、中小企業の集積地でもある。市街地には都市機能が充実する一方、少し車を走らせると自然豊かな山村地域に着き、アウトドアや温泉を堪能できる。移住コンシェルジュによる就職支援に力を入れている。
問い合わせ:三条市地域経営課 ☎0256-34-5646
https://sanjo-city.note.jp/
富山県氷見市 ひみし
海と里山が織りなす自然のなかで、ゆったりのびのび子育てを
富山県の北西、能登半島の付け根に位置する人口約4万5000人のまち。「ひみ寒ぶり」をはじめとする海の幸や氷見牛など食材の宝庫だ。妊娠から出産、子育てまでを切れ目なくサポートする「子育て世代包括支援センター」や「地域子育てセンター」の運営など、人のつながりを軸とした子育て支援に力を入れている。
問い合わせ:氷見市IJU応援センター「みらいエンジン」 ☎0766-54-0445
https://www.himi-iju.net/
石川県白山市 はくさんし
県内一の面積を有するまちで、山、川、海、市街地、すべてを満喫
県都に隣接し、商業・医療・教育施設などが充実した白山市。市の全域が日本ジオパークに認定されており、現在はユネスコ世界ジオパークの認定審査中だ。定住促進奨励金や短期移住宿泊体験補助、新婚夫婦の家賃補助、18歳までの子ども医療費無料、オンライン移住相談など、各種支援がある。
問い合わせ:白山市定住支援課 ☎076-274-9568
https://www.city.hakusan.lg.jp/machi/ijyu/index.html
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