中国地方の交通の拠点として栄えてきた津山市(つやまし)は、岡山県の北東部に位置し、北は中国山地を境に鳥取県と接している。出雲街道の要衝として栄え、津山城や昔ながらの町並みなどの歴史名所が数多く残っている城下町だ。人口約10万人都市としての生活基盤と歴史文化や自然環境がバランスよく調和しており、暮らしに必要なものが充分揃っている。また、保育園・幼稚園から高校、高専、大学まで教育環境も充実。高度医療機器を備えた救命救急センターがあるなど、医療体制も整っており、まちの規模も周囲の環境も生活するのに「ちょうどええ」暮らしができ、便利な暮らしと田舎暮らしのどちらも実現可能。
【岡山県 津山市】
2023年版 第11回「住みたい田舎」ベストランキング
(人口5万人以上10万人未満のまち)
シニア世代部門……2位!
2023年3月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報はこちら!→ 津山市住まい情報バンク
津山城は、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が、鶴山(つるやま)に築いた平山城。明治の廃城令で、建造物は取り壊されたが、地上から45mに及ぶ立派な石垣が当時の面影を残している。「日本100名城」や「さくら名所百選」に選ばれており、西日本有数の桜の名所として毎年多くの人が訪れ、津山のシンボル的な場所になっている。
209坪の広い敷地に建つ木造2階建て物件
209坪の敷地内に菜園スペースもあり、庭の広さが特徴。近くに大きな川が流れており、のんびり散歩やランニングが楽しめる。
周囲が田園に囲まれたエリアにあるが、コンビニや大型商業施設、高度医療機器を備えた救命救急センターにもほど近く、生活に便利な立地だ。
手入れされた広い庭がある敷地内には、物置や車庫があり、複数台駐車することができる。
【物件データ】
岡山県津山市
700万円
土地:209.6坪・693.03㎡
延床:49.1坪・162.32㎡
取得費補助:最大30万円
改修費補助:最大60万円
●7DK●宅地●平坦地●非線引区域●築56年●水洗トイレ(合併浄化槽)●JR因美線高野駅まで 400m (徒歩5分)。小学校まで1.4㎞、中学校まで3.8㎞。駐車場3台以上。
●問い合わせ先:津山市仕事・移住支援室 ☎0868-24-3787
1階に8帖和室、6帖和室が2間、4.5帖和室、6帖洋室にダイニングキッチン、バス・トイレ、2階に6帖和室が2間という間取りになっている。
【岡山県 津山市の魅力】
伝統の宝庫! 城下町の風情と絶品グルメ!
ディーゼル全盛期の鼓動を感じる鉄道遺産、勇壮な滝や清流など自然に恵まれた津山市は、かつて城下町として発展したまちだ。牛肉食文化が根付き、「干し肉」「そずり鍋」「ホルモンうどん」など、ご当地グルメも多数ある。
【城東町並み保存地区】
城下町津山の東側に位置し、旧出雲街道に面している城東町並み保存地区。全長1.2㎞にわたり、街道沿いの多くの家屋が近世以降の伝統的建造物として現存している。かつては、茶屋、豆腐屋、紺屋、塩屋などの商人や鍛冶屋、大工、左官などの職人の家が並ぶ町人町で、2013年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
【津山まなびの鉄道館(旧津山扇形機関車庫)】
1936年に建設された旧津山扇形機関車庫は、奥行22.1mで17線あり、現存するものでは京都の梅小路に次ぐ国内2番目の大きさ。現存している扇形機関車庫は数少なく、国内で1台のみ製造された国産最大最強のエンジンを積んだディーゼル機関車「DE50-1」が保存されている。
【干し肉】
津山地域は江戸時代からの「養生食い(ようじょうぐい)」の習慣があるといわれ、古くからの食肉文化を今に伝えている。その牛肉食文化は深く地元民に根付いており、牛肉のブロックを数日間干して旨みを凝縮させた「干し肉」が有名。ほかにも、牛肉の骨のまわりの肉をそぎ落とした肉を使う「そずり鍋」(津山の方言で肉をそぎ落とすことを「そずる」という)、牛のすじ肉をとろ火で煮込みスープ上になったものを冷やし固めたコラーゲンたっぷりの「煮こごり」、牛の大動脈を短く切った「ヨメナカセ」、ご当地グルメで有名な「津山ホルモンうどん」など、肉の旨さを最大限に引き出した食べ方が今に伝わっている。
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