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田舎暮らしの本 7月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 7月号

6月3日(月)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

280万円の菜園&店舗付きの平屋は、兼業しながらの田舎暮らしにぴったり!【茨城県大子町】

掲載:2022年10月号

2022年8月上旬の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報はこちら!→大子町空き家バンク

店舗の付いた平屋の住宅、隣に広い駐車スペース、その隣に家庭菜園にぴったりなサイズの畑が一続きに並ぶ敷地は、平日耕作、土日はカフェなど兼業しながらの田舎暮らしにも向きそう。畑は家主が耕作中で、そのまま引き継いでスムーズに菜園生活をスタートできる。

周辺環境
月待の滝は流れ落ちる水の裏側にも回って眺められ、パワースポットとしても知られている。

 

自然環境と利便性に恵まれ好立地の5DK+元店舗!

道路に面した店舗の奥に平屋の住居。案内するのは、まちづくり課の貝俊介さん(右)と、東京からの移住者で移住・交流専門員を務める松田雅裕さん。

 

屋根と壁に傷みあり。立地を生かして週末カフェも

 通りに面してコンクリート土間の店舗スペースを持つ平屋住宅。屋根に一部傷みが見られ、雨漏りにより壁の一部がかなり損傷している。とはいえ、家屋は日当たり、風通しとも良好。建物全体はしっかりしている印象で、床に不安もなく、建具の滑りもスムーズ。購入にあたっては損傷部の部分補修の可否とコストを確認して判断してほしい。

 好ましいのは立地。水戸市から大子町を南北に抜けて福島県に至る国道118号から1本入った旧国道沿いで、静かなうえ車での移動は便利。敷地に沿って走る水郡線の運行は1日に水戸方面8本、郡山方面9本なので、通過音も気にならない。最寄り駅までは旧国道を北上して徒歩約20分。

 建物南側の庭は広くないが、北側は車8台以上が無理なく止められる砂利敷きの駐車スペース。ここまでが約188坪の宅地部分。草刈りが必要な面積は少なく、その分、菜園の手入れに注力できる。

 駐車場の隣が菜園で、無償での所有権移転または無償貸与が可能。現在、家主が耕作中のため、開墾などの必要がなく、引き継いでそのまま作付けができる。粘土質だが緩傾斜地の一角に平らに開かれた菜園は水はけもよさそう。8月半ばの取材時にはナス、トマト、トウガラシ、ネギ、エダマメ、キュウリ、カボチャ、アスパラガスなど一通りの野菜が育っていた。適した野菜や栽培時期など、菜園の特徴を知り尽くした家主に聞けるのもメリット。菜園初心者なら栽培方法も教わるとよいだろう。

 のんびりと菜園生活だけでなく、店舗と駐車場を活用して休日にカフェを開くなど、ときどき人を集めたい人にも興味深い物件。二地域居住にも向きそうだ。

【物件データ】
茨城県大子町
280万円
土地:188坪・621㎡
延床:29坪・97㎡
菜園:93坪
改修費補助:最大70万円

5DK+元店舗宅地平坦地都市計画区域外●築51年水洗水郡線下野宮駅より約1.5km交通量の少ない旧国道の東側に立つ平屋の住居兼店舗。敷地の裏(東)側を通る水郡線の向こうに久慈川が流れ、対岸に小高い山が眺められる。茨城県北ロングトレイルのコース内にあり、月待の滝まで徒歩約8分。車でコンビニへ約5分、スーパーやホームセンターへ約7分。
●問い合わせ先:まちづくり課 ☎︎0295-72-1131

水郡線を眺める菜園。一角には鶏小屋と納屋もあり、そのまま利用できる。

物件の菜園で育てるオススメの野菜「アスパラガス」
夏に葉を茂らせ地下茎に蓄えた養分で、翌春の新芽を収穫する。

ナス。雨の少ない盛夏には水やりをするとよく育つ。

敷地に植えられたザクロの木。そのほか、カキやイチジクなどの果樹もある。

住居南側には和室の3間がつながる。襖を開ければ明るく広く風通しのよい空間に。

駐車場を隔てた菜園側にあるキッチンは、勝手口が重宝しそう。改修の有無は予算次第。

補修が必要
屋根の一部に雨漏りがあり、住居部分の南東隅と店舗部分の北西隅は、構造材と壁も要補修。

風呂場はユニットバスを入れて改修済み。給湯設備を設置するだけでそのまま使える。

水洗トイレの室内も改修されている。

 

周辺環境

町は漆の産地。漆掻、生地制作、塗りまで行う作家のギャラリー「器而庵(きじあん)」は明治時代の見世蔵を活用。

大子駅近くの「ダイゴカフェ」は大正時代の呉服店を改装。ランチには奥久慈シャモのカレーをどうぞ。

 

大子町での菜園楽しみ方

コンニャクイモは町の特産

 山間の小面積の田畑では多種類の作物がつくられてきた。寒冷地に向くリンゴの産地だが、日本最北のお茶の地でもあり、野菜や果樹がおいしく育つ。ぜひつくりたいのがコンニャクイモ。「昔から栽培が盛んで江戸時代には水戸藩の専売品でした。今も自前のコンニャクイモで自家製コンニャクをつくる人がいます」(貝さん)。

 

担当者に聞く!
大子町オススメスポット農産物グルメ

アウトドア&温泉を満喫!

 町の基幹産業は観光と農林業。袋田の滝や月待の滝、久慈(くじ)川のアユ釣りや川遊び、県内最高峰の八溝山や男体山(なんたいさん)などの登山、キャンプ場も人気で、サイクリングルートも好評です。各所に点在する温泉で疲れを癒やしたら、全国コンテストで高評価の「奥久慈米」、のびのび育てた「奥久慈しゃも」も、ぜひ味わってください。

国名勝・袋田の滝は日本三名瀑の1つで大子町の観光名所。取材時は小雨で水量は最少だった。

大子町のグルメ!「奥久慈りんご」
寒暖差の大きい気候でおいしく実るリンゴを樹上完熟。もぎ取りできる観光果樹園が多数ある。

大子町の特産品でつくったアップルパイも自慢。農園や菓子店などがそれぞれに工夫したアップルパイを販売している。

 

大子町移住支援情報

空き家物件改修に助成
サテライトオフィス進出も支援

 「空き家バンクリフォーム助成金」は町内業者を利用して工事費の50%、最大70万円を助成。「空き家片付け支援助成金」は空き家の所有者を対象に最大10万円を補助。町内の空き家を改修し、オフィスを開設、運営するための費用(取得費、改修など)を最大150万円助成する「サテライトオフィス等進出支援事業補助金」など二地域居住への支援にも取り組んでいる。

問い合わせ先:まちづくり課 ☎0295-72-1131 https://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/dir003270.html

元木造校舎の隣の空き家は最近まで居住の美築。詳細はWEBをチェック!「お気軽にお問い合わせください!」と、まちづくり課の貝さん、 移住・交流専門員の松田さん。

 

文/新田穂高 写真/菅原孝司(東京グラフィックデザイナーズ)

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