猛暑で苗作りに失敗、どうにかリベンジが成功した白菜。
天気予報を信じて干したのだが、冷たく湿っぽい洗濯物に…。
サツマイモのシルクスイート。へこみが多くいびつだが、丁寧に、溝に埋まっている土と汚れを取る。
寒空にスクッと空を向くソラマメに元気をもらう。
時無し大根の葉っぱ。とても柔らかく美味しい。
畑から戻り、ゆであがっているジャガイモの皮を取る。背中を曲げ、静寂、そして早く風呂に入り酒を飲みたいという焦り。それが混在したひとときだ。
ヘッドランプを灯し、野菜たちに防寒を施す。
サトイモに寒い思いをさせたくない。春3月まで収穫を続けたい・・・やるべきはひたすら土盛りである。
箱いっぱいのフェイジョアとキウイ。
可食部はわずか。しかし洒落た味わいのフェイジョア。
雨に濡れた6畳サイズのカーペット。引きずって来るところから上に乗せるまで1時間を要した。すべて中の野菜に寒い思いをさせまいとの愛である。
暴風で真横にダウンしたプラム。あれから4年、カウント7で見事に立ち上がった。
伐採枝は重いだけではない。長い距離をあれこれに引っ掛かりつつ、足元の野菜を踏まぬよう、苦労して焚火の現場に到達する。
まさに寒さはこれからが底。そんな季節にビワは花を咲かせる。
たかだか10度くらいで寒いなんて言っちゃダメよ・・・ビワの花はそう呟いているかも。
店でいつも衝動買いするのは花。その名も知らぬままに買う。若い頃、女の子に衝動惚れする性格、それが今も尾を引いているか。
荷作り後の清掃。すぐやればいいのはわかっている。しかしゴミの優先順位は低い。
朝の光が輝く。光の中でパンを口に運ぶ。熱い珈琲を飲む。幸せとは存外シンプルなものである。
ランニング歴50年。最高タイムは30キロで1時間52分。フルマラソンはなんとかギリギリのサブスリー。人生とは、走り続けること。
土を載せたスコップを振って腰を回転させること200回、300回。これで筋力が増すのなら慢性的な腰痛には目をつぶろう。
フードドライヤーに並べたキウイ。半日ほどで完成だ。
真っ暗な畑でランプをつけてやる仕事。明るい時刻以上にモチベーションが高くなる。
俺を音楽室に連れ込みパンチをくれた高校の番長め。いつか互角のパワーになって挑戦するぜ・・・。
厳寒を前に花開くイチゴ。赤い実の季節だけでなく、イチゴは二度おいしい・・・見る者の心に。
花がある、水がある、魚が泳いでいる。田舎暮らしの夕暮れ。孤愁の味わいが増す。